当社の新たな30年周期のスタートとして、「トク化」をキーワードに展開してきた今年度も、いよいよ最後の月を迎えました。日々の業務、本当にお疲れ様です。そして、ありがとうございます。
2021年9月27日に発生した休業災害から、1600日以上が経過しました。
大変ありがたいことですが、無事故の期間が継続すると、どうしても安全意識が緩んでしまうのが人間の難しいところです。重大な災害は、必ずしも危険度の高い作業だけで起こるわけではありません。片付けなどの軽作業中につまずき、休業災害に至った事例は当社にもあります。
数年前からお願いしている通り、休業災害ゼロを継続したまま、まずは3月17日の設立60周年の日を通過しましょう。そして3月末に今年度目標を達成し、4月4日の祝賀会を笑顔で迎えられるよう、地道に「当社流の安全管理」を継続していきましょう。
3月もどうぞよろしくお願いいたします。
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100か0
1981年に発表された、さだまさしさんの楽曲「不良少女白書」の歌詞に、聴いた当時から強く印象に残っている言葉があります。
「何が正しくて 何が嘘ですか 100じゃなければ 0ですか?」
まるで今の時代を表現している言葉に思えて、時々思い出すことがあります。
「Aという意見」と「Bという意見」があれば、どちらかでなければダメだという、極端な二者択一を迫られる世の中になった気がします。最近の政治を見ても、中間地点を見出す「歩み寄り」が消え、常に対立しているような風潮を感じます。インターネットやSNSが、その断絶をさらに加速させているのかもしれません。
例えば、最近報じられるメガソーラー開発の問題です。極端な環境破壊を伴う開発に対し「メガソーラーはやめろ!」という声が上がっており、福島市も「ノーモア・メガソーラー」宣言を打ち出しました。
しかし、本来悪いのは「メガソーラー」そのものではなく、自然環境や景観を著しく損なう「不適切な開発」のはずです。
配慮の行き届いた、社会に有意義な事業までが十把一絡げに否定されてしまうのは、問題の本質を見失っていると言わざるを得ません。
昨年、親しい議員さんにこの話を伝えたところ、強く共感いただき、年末の議会で指摘してくださいました。
また先日、ある方と人口減少について対話した際、「過密(かみつ)」か「過疎(かそ)」かという二極化に対し、「適度な人口が住む『適疎(てきそ)』を目指すべきだ」というお話を伺いました。
「100か0か」ではない、非常に示唆に富む言葉だと思い調べてみると、北海道の東川町がこの「適疎」を町の方針に掲げていました。
「適疎」という言葉を、過密でもなく過疎でもない、「適当に『疎』(ゆとり)がある」ことと解釈し、町では2007年頃から、まちづくりの理想像を示す言葉として使ってきました。私たちにとって「適疎」とは、仲間と時間と空間の3つの「間」があり、人々の暮らしに「ほど良いゆとり」がある暮らすことなのです。
写真の町 東川町
そのようなまちづくりをした結果、いまや町民の2人に1人は25年以内に転入した移住者が占めるそうです。
以前紹介した「いなしの智恵」という本に、こんな言葉があります。
日本には、「いなす」という言葉がある。
相撲の技=“いなし”にもあるように、向かってくる相手の力をかわし、正面からぶつからないことを意味する言葉だ。
某政党が掲げる「対決より解決」という言葉もそうですが、今の日本に必要なのは「100か0か」の対立ではなく、「適疎」や「いなし」のような、しなやかで調和のとれた発想ではないでしょうか。
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みちのくインフラDX奨励賞
東北地方におけるインフラ分野のDXに係る優れた取り組みを表彰し、広く紹介することにより、インフラDXに係る取組を推進することを目的に創設した「みちのくインフラDX奨励賞」を当社の「Scanat」による取り組みが受賞しました。
先週通達で今週表彰、という慌ただしいスケジュールですが代表して頂戴してきます。
『みちのくインフラDX奨励賞』受賞者決定
今後いろいろ展開していくには実践を積み重ねることが不可欠ですので、各現場での有効活用を前向きに検討下さい。










